シングルマザーの悲哀

パートタイマーでシングルマザーのわたし。

生活を維持するのは大変です。
時間も有限、資源もほぼ無し。
大事にしなくてはならないものと、ある程度諦めなくてはいけないこと、常にその選択を迫られる。

なら何故離婚をしたのか、何故子どもを産んだのか、そんな声が聞こえてきそうで、ちょっとした愚痴や願望なんかを口にすることも、何となくはばかられる思いがします。

自分が今までしてきた選択は、常にその時のベストだったと思っているし、誰かのせいにしたこともありません。これからの人生や育児も、ちゃんと自分で落とし前をつける覚悟です。

でも、時々ちょっとだけ。
ちょっとだけでもいい、なかなか叶わない小さいことを願ってみたり、疲れた時にため息をこぼしてみたり、そんな時間や空間があったらいいなぁと、思います。

自己責任は重々受け止めてる。
でも、1人の時間がちょっと欲しいなとか、たまには美味しいもの食べに行きたいとか、かわいいお財布が欲しいとか、そういうことを願ったり叶えたりする余裕も無く、とにかく毎日仕事をし、子の世話と心配をし、そうやって日々必死に生きて、子がいるだけで幸せなはずなのにそれ以上を願うのはまるで罪だとでもいうかのように、余白を削り取らなきゃならないものかとも思ったり。

毎日必死だと、知らず知らず自分を追い詰めてしまうもので。
残り物を詰めた弁当から、見事に汁漏れしていてバッグが汚れたり、洗濯した娘の体操服のポケットにティッシュが入っていて、洗濯物が悲惨なことになったり、そういう些細な失敗が重なった日は、涙が出てきちゃったりします。
なんで、なんで、こんな事ばかりなの!こんながんばってるのに!って…

しょーもないことだって、よくわかってるけれどね。

だから、このやり場のない行きづまり感をデトックスする必要があるんだと思って、今日は書きました。



だけどやっぱり、ムスメの寝顔は今日も可愛く、愛おしく、彼女がこの世にいてくれる事を心から幸せに思うのですけど。